長久道場の稽古を通じて、自分軸を作っていく~
いつも富山県、富山市・射水市で空手道場を開催している長久道場のブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、このようなお題でお話します。
どうぞ、いつものように気楽に、軽~く、緩~く、楽しんで、ご覧ください。
長久道場の稽古を通じて、生徒たちは、少しずつ、自分の軸を作っていきます。
この軸というのは、2つに分かれます。
2つとは、心技体の技と体からできる体軸と心からできる自分軸です。
長久道場では、どちらの軸も、難なく作っていけます。
今回は、心からできる自分軸についてのお話をします。
ちなみに、自分軸の反対は、他人軸と言います。
昨日、生徒たちに、自分軸と他人軸をおもしろ可笑しく、興味を示すように、話をしました。
そのお話は、原始人が、マンモスを狩りにいくという話です。
ある村に、原始人Aと原始人Bがおり、それぞれに家族がいます。それも大勢の家族です。
奥さんに子供がたくさん、旦那さんと奥さんのお父さん、お母さん。それぞれの、おじいちゃんとおばあちゃん。
みんなの生活を支えるのは、旦那である、原始人Aと原始人Bです。
ところが、この村のマンモスは、とても凶暴で、乱暴で、なかなか手が負えず、狩りが上手くいきません。
次第に、原始人Aも原始人Bも、身も心もボロボロになっていきました。
そこで、原始人Aと原始人Bは、家族に相談しました。
原始人Aの家族は、Aに、こんなことを言いました。
「そんな弱音を吐くな、情けない」
「働いたら、そんなことは、誰でもある、みんなそうやってきたんだ」
「しっかりしろ、責任持て」
「あんたのことが心配だ、これから先、どうなるんだ」
「きっと、Bの家族も同じように思っているに違いない」
次から次へと、責められ、批判、否定され、原始人Aは、我慢して、働き続けることにしました。
逆に、原始人Bの家族の方は
「そんなに苦しいのならやめた方がいいよ」
「他にマンモスはたくさんいるのだから」
「大丈夫、あなただったら」
みんなに、そのように言われ、気持ちが楽になりました。
それから、原始人Aは、日に日にやつれていき、心が病気になり、とうとう働けない体になっただけではなく、外にも出れない体になりました。
そうなることで、家族げんかが絶えなくなりました。
家族関係、夫婦関係、親子関係、兄弟姉妹関係が、壊れていったのです。
それとは反対に、原始人Aの方は、マンモス狩りが上手くいき、ますます、家族円満になりました。
という、お話をしました。
これを、どのように受け取るかは、本人の自由です。
私は、他人軸で生きる。人からどう思われるかばかり気にしたり、世間の常識に囚われすぎると、こうなりますよー。
反対に、自分軸で生きると、こうなりますよー。
自分が不幸なのに人を幸せにはできませんよー。
と伝えたかったのです。
とりあえず、みんな興味深々に聞いてくれたのでよかったです。
最後に、もう一つお話して終わりますね。
私は、昔、自分の子供たちに、とても厳しく、なんでも中途半端はよくない、やるからには、苦しくても最後までやり遂げるよう、頑張るように言っていました。
そうしないと、物事をすぐ投げ出す人間になると思っていたからです。
だから、やめることは、認めない。認めてしまったら、おしまいだと思っていました。
しかし、それは確実に間違いだと気づいたのです。
今では、これと真逆です。
26歳と23歳の息子には、仕事が嫌になったら、やめた方がいいよー。
7歳の娘にも同じようなことを言っています。
もちろん、何もないのに言わないですよ。
苦しそうな様子の時に言うのです。
そうするとね、楽になるんですよ。
楽になって、逆に、やめずに続くんです。
なぜなら、抜け道、逃げ道ができるからです。
不安が消え、安心になるのです。
この抜け道、逃げ道がないから、苦しくなるわけです。
この道を自分で作れないから、親である私が作ってあげているのです。
しかし、これは、私が自分軸の人間であることが前提です。
長久道場の生徒たちにも、同じように関わっています。
はい、これで、今回のお話は終わります。
最後まで、テキトーにご覧いただきありがとうございました。
感謝してます。
追伸
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道場師範 長久 靖
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