長久道場で強くなる。その前に強さとは何かを考える
いつも富山市・射水市で空手教室を開催している長久道場のブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、強さのお話をします。
いつものように、気楽に軽~く、楽しくご覧ください。
空手を習う生徒も、習わせる親も、共通点は、強くなりたい、強い人間になってほしい。
これがあると思います。
空手の稽古(基本稽古、移動稽古、型稽古、ミット稽古、組手稽古、体力作り)と昇級審査、昇段審査を通じて、どれだけ強くなるか、どのように強くなるかです。
その前に強さとは何か。強い人間というのは、どんな人間かを考える必要があります。
強さとは、動じない。動じても元に戻るのがはやい。
別の言い方をしますと、感情の波が立たない。立っても、すぐ戻る。
これが、強さだと思います。
そして、強い人間とは、感情的になりにくい人間。感情をコントロールできる人間です。
まず、これを前提にして、強くなる方法を考えていくことが大切です。
最も大切なのは、先生である私が、強い人間であるか。
日々、何を感じて、何を意識して生活しているかです
ひと昔前の私は、つねに難しいことばかり考えて、正しいことばかり考えて、稽古中は、ほぼ、眉間にしわを寄せて指導している先生でした。
それが、今は、真逆になっています。つねに、楽に、シンプルに物事を考えることが多く、正しいことより、楽しいことを考え、眉間のしわは、すっかり消え、笑いじわしかありません。
毎日、自分の稽古はやっていますが、1時間ほど、軽く汗を流す程度です。
この自分の稽古の時間もその他の時間も強くなること気楽に、楽しく考えています。
おかげさまで、今では、かなり強くなりました。
以前のように怒ることは、全くと言っていいほどなく、一緒に住んでいる家族に対しては、全くと言い切れるほどない。家族の誰かが、私に怒ったとしても、一瞬は、ムカッとしますが、瞬時に戻る。
生徒に対しても同じですが、生徒に対しては、一瞬のムカッは、あるかないかもわからないくらいレベルです。
日常生活においても、感情の波は立ちます。
怒りの他、落ち込みとか、不安、不満、あせり、緊張などなど。
これらが、全くないと言いたいところですが、仙人ではあるまいし、そんなことはありません。
そんなことは、口が裂けても言えません。口が裂けたら病院にいきますね~(笑)。
今は、出てくる感情の波が、荒波にならないように、上手にコントロールできるということです。
だから、一日を通して、ほとんど機嫌がいいのです。
外(ものごと、人)に振り回されにくい人間になったということです。
この影響を道場の生徒たちは、受けます。
これが、私が、つねに眉間にしわを寄せて、機嫌が悪かったら、生徒たちは、私の顔色ばかり見るようになります。
その時点で、外に振り回されているということですからね。
私が、そんなことばかりやっていたら、生徒たちは、どんどん弱い人間に育っていくのです。
そればかりでなく、強さに対する、錯覚も起こすでしょう。
立ち向かっていくのが強さだとか、打ち負かすのが強さだとか。
そんな感じにです。
はい、では、これで強さについてのお話を終わります。
最後まで、飽きることなく、ご覧いただきありがとうございました。
感謝します。
追伸
ブログ見ましたよー。で、入門された方には、空手着をプレゼントしまーす。
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道場師範 長久 靖
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